豊見城市 村獅子(シーサー)探訪   (予告編)

 沖縄県豊見城市は、那覇市の南に隣接した成長著しい地域です。東洋経済新報社発表の全国787都市成長力ランキングでは、ここ10年間、常に8位以内をキープしています。しかも、2006年と2010年には一位の座にも輝きました。 しかしながら、昔ながらの家並みや風習も未だ色濃く残る地域でもあり、古い遺跡や遺構も数多く存在します。[琉球新報]

 豊見城市内には琉球王国時代、或いはそれ以前に作られた村の守り神としての石獅子(村獅子)が幾つか残されています。古くからの石獅子は、カバやオットセイに似ていたり、或いはかわいいペンギンに似ていたりといろいろで、お世辞にもライオンには見えません。

 シーサーの起源は古代メソポタミアにまで遡ります。その代表がスフィンクスで、その文化がシルクロードを渡り、中国を経由して沖縄に伝わったと云うことのようですが、これ程まで民間に定着した地域は世界中で沖縄だけのようです。 今回の探訪記では、市内に僅かに残されたこれら貴重な石獅子を、余す所なく紹介して行きたいと思います。どうぞ、ご期待ください。



【 豊見城の村を守る石獅子達 】



2012年4月25日 大公開

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